GEMs × Opal 統合版

Google Opal で複数ステップの AI ワークフローをノーコード実装し、Gem と組み合わせる。

30秒サマリ
  • Opal は Google Labs のノーコード AI アプリビルダー
  • 「入力 → 複数のプロンプトステップ → 出力」を視覚的に組み立てる
  • 各ステップから既存の Gem を呼び出せる = 業務ロジックを Gem に寄せられる
  • 公開すると Web アプリとしてリンク共有可能
実験的プロダクトです(2026 年時点)。仕様変更が頻繁で、業務クリティカルな運用は避けるかバックアップ前提で。
Opal の3要素
  [Input]  ─────►  [Step 1]  ─────►  [Step 2]  ─────►  [Output]
  ユーザ入力       プロンプト or       Gem 呼び出し等       表示 / 配布
  (テキスト /    ロジック            
   ファイル)
  • Input:フリーテキスト / 選択肢 / ファイルアップロード
  • Step:単発プロンプト / Gem 呼び出し / 分岐 / 変数保持
  • Output:整形テキスト / ダウンロード / 共有可能ページ
セットアップ
  1. opal.withgoogle.com にアクセス(対応地域か確認)
  2. 「新規アプリ」→ テンプレか空から選ぶ
  3. 右パネルからブロックをドラッグしてフローを組む
  4. 各ステップでプロンプト or 既存 Gem を選択
  5. 右上「Preview」でテスト、「Publish」でリンク発行
最初の30分ワークスルー(議事録→タスク→Slack要約アプリ)
  1. 新規アプリを作成、Input にテキストエリア「議事録全文」を追加
  2. Step 1 に既存の「議事録要約 Gem」を配置(GEMs ページで作ったもの)
  3. Step 2 に新規プロンプトを追加:「Step 1 の ToDo 一覧を、担当者ごとにグルーピングして」
  4. Step 3 に新規プロンプトを追加:「以下の要約と ToDo を Slack 用に整形。絵文字入り、200 字以内」
  5. Output に Step 3 の結果を表示するテキストブロックを配置
  6. Preview で実議事録を貼ってテスト → 各ステップの出力を確認 → 微調整
  7. Publish、社内で URL を共有
1 ステップに 2 つ以上のことをやらせない。ステップを細かく割った方が、後からデバッグ・部分差し替えが効く。
ステップから Gem を呼び出すコツ
  • 呼び出し前に、その Gem が期待する入力形式に整形する 1 ステップを挟む
  • Gem の出力を JSON に寄せておくと、次ステップでパースしやすい(Gem の指示側で「JSON で返す」と縛る)
  • Gem を差し替える予定があるなら、Opal 側から呼ぶのは「入出力契約」だけに絞る
Gem 側の指示に一行加える:
「出力は必ず以下の JSON スキーマに従う:
 { summary: string, todos: [{ owner: string, task: string, due: string|null }] }」
運用のコツ(アンチパターン付き)
  • ○ アプリの完成形は「1 スクリーンショット」に収まる粒度に保つ(Opal は肥大化に弱い)
  • ○ 業務ロジックは Gem 側に寄せる。Opal はフロー配線に徹する
  • ○ 実験的機能なので、指示・プロンプトは別ドキュメントにもバックアップ
  • × Opal だけに全ロジックを詰める → Gem 再利用ができず、他アプリで使えない
  • × 公開範囲を全体にして、社内ドキュメントを扱う → 情報漏洩リスク
破壊的な UI 変更が入ることがあります。重要アプリは定期的にスクリーンショット + プロンプトの txt バックアップを取っておく。
チートシート
推奨ステップ数:   3〜5(10 を超えたら分割検討)
ロジック配置:     複雑なロジック → Gem、配線 → Opal
テスト方針:       ステップ単位で Preview → 全体 Preview の 2 段
共有:             リンク発行、公開範囲は「ドメイン内」を基本に
20分セットアップ手順
要約(非技術者向け)

Opal で最初のワークフローを 20分で走らせます。

テンプレ選択 → 接続 → 定期実行まで。

チェックリスト(自動保存)
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次に何をすればよいか
  1. Opal を開き、目的に近いテンプレを選ぶ
  2. 手動で1回実行してアウトプットを確認
  3. ワークフロー名と説明を整えて保存